事業特集「しずおか未来学園」
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事業特集「しずおか未来学園」
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事業特集「しずおか未来学園」
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旧静岡青年会議所時代に行われていた青少年育成事業「未来学園」が、合併後も「しずおか未来学園」と名前を改め現在に至るまで毎年行われています。主に小学生中~高学年を対象に、このまちの未来を担う青少年を育成するため、毎年担当委員長が理事長所信に沿って様々な取り組みを行ってきました。また、それまでの取り組みが認められ、2010年には「しずおか未来学園」が文部科学大臣賞も受賞しております。数々の取り組みの中でも特徴的な事業を紹介いたします。
〇2007年度未来学園
①「親子の絆、次代創造~過去・現在・そして未来へ~」(富士登山コース)
②「ファーマードリーム2007 次代創造~実りある未来のために~」(ほのぼの農園コース)
2007年は「とうかい号」の主管LOMだったこともあり、「とうかい号に集中しすぎてLOMが分断されないように、静岡LOMでもとにかく大きな事業に取り組み、一体化を図りたい」と考えられた杉山歴代の考えに基づき、2つの未来学園事業を計1,000万円の予算を掛けて行いました。
「富士登山コース」では300人の子ども達を連れて富士登山を行い、「ほのぼの農園コース」では200人の子ども達を集めて5月の入学式から10月の大収穫祭まで計7回開催し、田植え、かかしづくり、ドラム缶風呂、収穫など、様々な作業を行いました。市やJAなど多くの人びとの協力のもと両事業は成功し、事業目的である「参加した全ての子供たちが自分を囲む環境や人びとによって生かされていること」を実感してもらうことができました。





〇2010年度未来学園
9月度第二例会「未来学園例会」 ~ゆめキャンパス~
会場にサレジオ小学校・中学校・高校をお借りして約1,000人の子ども達(保護者を含めると1,300人)を集め、子ども達に仕事に関する「夢」をもつ楽しみを持ってもらう「ゆめキャンパス」を開催しました。地域の様々な職業人を講師として迎え、仕事に対する情熱を、体験を通じて子ども達に伝えていただきました。子ども達は職業人としての大人と触れあい、自らの目標の実現のために努力することの重要性を学びました。





〇2012年度未来学園
しずおか未来学園2012~ʻ生きる力ʼからʻ生き抜く力ʼへ~
子ども達に厳しい時代を生き抜く力をつけて貰うため、75名の子ども達が陸上自衛隊の板妻駐屯地にて2泊3日の体験入隊を行い、様々な目標を仲間と共に完遂し、協力の必要性や目標達成の喜び、諦めないことの重要性を学びました。





〇2013年度未来学園
しずおか未来学園2013 屋久島徳育キャンプ~つながり、続いていくぼくらの道~
2013年度理事長の藤田尚徳歴代の掲げた「和の精神」を学ぶため、48人の子ども達を、富士山静岡空港からFDAの飛行機を貸切って屋久島に行きました。自炊やテント生活といった日常では体験できない困難な状況の中、仲間を思いやり助け合いながら物事を遂行する喜びを学ぶとともに、豊かな自然に囲まれた「縄文杉」を訪れることで、「和の精神」を呼び覚ましました。





〇2018年度未来学園

しずおか未来学園2018 オクシズネイチャーキャンプ~生き抜く力を育もう~
普段当たり前の様に感じている、おいしい水や食事、身の回りにある様々なモノに対する有難みを感じて貰う為、「オクシズネイチャーキャンプ」と称して野営キャンプを行いました。自分達で木から箸を作り、テントを設営し、飯盒炊爨を行い、オクシズで獲れた鹿肉などの命をいただき、ドラム缶風呂に入るなど、日常とかけ離れた環境で協力し合う事で、自然とのつながり、命と命のつながり、人とのつながり、地域とのつながりが、自分達が生きていくためには必要不可欠なものだと認識し、感謝や敬意の心を抱く事が出来ました。








〇2024年度未来学園
未来学園2024~僕たちで世界に広げようThe charm of SHIZUOKA~

未来学園初の海外事業として、14名の中学生を台湾に連れて行き、子ども達がこれから先に求められる、「時代の変化に適応する能力」や困難を切り拓く「やり抜く力」を高め、また、静岡市がこの先も魅力溢れるまちであり続けるために、2泊3日の研修を行いました。石川県の老舗旅館「加賀屋」を台湾に誘致し、日本式おもてなしで台湾のトップクラスの温泉街・北投温泉で最高評価を受賞した徳光重人支配人の講話を聞き、台湾の現地の高校生と一緒に一日フィールドワークを行い、現地の人びとを前に静岡の魅力を英語でプレゼンを行うなど、充実した内容でした。初の海外事業で企画・運営は困難を極めましたが、結果的には保護者からも感謝の手紙が多数届くほどの充実した内容でした。

