歴代理事長のメッセージ
Message
歴代理事長のメッセージ
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2007年 第2代
杉山茂之
Messages
1.基本方針に掲げた想いについて
理事長の基本方針がその年の静岡青年会議所運動・活動の礎となります。基本方針を通して歴代理事長の静岡青年会議所およびこのまちに対する想いを伺います。
まずは合併前の話になりますが、2003~2004年頃に旧清水青年会議所との合併協議会で話が進む中で、LOM番号55番を捨てることやLOMの名前が変わることに旧静岡・旧清水・現役・卒業生から多くの反対意見がありましたが、清水とも何度も協議を重ね、最終的に旧駿河青年会議所も加わり、3LOMの合併の方向で何とかまとまりました。
合併にあたり初代理事長の鈴木秀幸と、「歴史や伝統を大切にしながら、2年かけてゼロベースからLOMの基盤を創ろう」と決めて動き、それぞれの姉妹締結も一度破棄し、初年度は3LOMが一体となって同じ方向に動く事に注力しました。2年目は所信にも「もう1年初年度」というフレーズを使い、自分も初代理事長と言う気持ちで、初年度に創り上げてきたものを更に進化・発展させるべく臨んだ1年でしたが、「とうかい号」の主管の年でもあったので。「とうかい号」に集中するあまりLOMが分断されないように、まずはLOMが一体化する様に活性化に最大限の力を注ぎました。
現在のLOMの規模も鑑みても、当時は本当に大変でしたが合併して正解だったと思います。
2.特に印象に残っている出来事や成果について
挑戦や困難は後世に伝えるべき貴重な教訓であり、成功体験は、前進するための原動力となります。当時直面された課題やそれに対する対処、達成されたことや成果について、詳しく伺います。
多くの事業を行ったのでどれも印象に残っていますが、創立二年目にして主管を行った「とうかい号」を始め、未来学園では300人での富士登山や農業体験など、合計1000万円以上を青少年育成事業に費やすなど、対外事業を積極的に行いました。「ごみ問題」をテーマとした市民討議会「Voice of 静岡」という市民の声を行政の政策に反映させていく、まちづくり団体の名に相応しい事業もスタートさせたのもこの年で、JCの手も離れましたが現在も続いています。2年でLOMを創り上げるつもりで臨んだので、その他にも対内は勿論、対外も巻き込んで通年で多くの事業を行うことでLOMの一体化を図りました。
3.現在静岡市が抱える課題と、静岡JCが果たすべき役割について
現在の静岡市は人口減少を始めとし、多くの課題を抱えております。歴代理事長がお考えになる課題と、その課題について静岡青年会議所がどう向き合い、このまちの発展に寄与し続けられるかを伺います。
あまり綺麗にまとまり過ぎずにやって欲しいと思います。静岡の経済発展させるのは、もちろん政策提言も大事ですが、やっぱり一つひとつの企業が元気になって社会のために貢献していくことが雇用の創出も含め、静岡経済の発展に繋がっていくと思います。特に中小企業はリーダーの資質に左右され、リーダーの器が大きくないと会社も経済も停滞してしまうので、そういう意味では一青年経済人としてJCでとにかく頑張って成長し、会社や社会に還元してほしいし、また、JCも成長の場であり続けることが大切だと思います。