歴代理事長のメッセージ
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歴代理事長のメッセージ
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2015年 第10代
花森崇行
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1. 基本方針に掲げた想いについて
理事長の基本方針がその年の静岡青年会議所運動・活動の礎となります。基本方針を通して歴代理事長の静岡青年会議所およびこのまちに対する想いを伺います。
節目となる10周年の理事長でしたので、基本理念に「JAYCEEの放つエネルギーが10年後のこのまちを創る」と掲げ、次世代への希望と、地域社会に貢献するJCの使命を込めました。基本方針は専務と何度も相談しながらまとめ、スローガンについては、メンバー全員で意見を出し合いながら創り上げた思い出があります。正直なところ、当時の私はJCの組織的な仕組みをすべて理解していたわけではなく、苦労も多かったです。
担いの多い一年でした。メンバーの支えがあったからこそ一年間の理事長としての職務を全うできましたし、皆の力を結集した時の力の大きさとその重要性を実感しました。本当に皆に感謝しています。
2. 特に印象に残っている出来事や成果について
挑戦や困難は後世に伝えるべき貴重な教訓であり、成功体験は、前進するための原動力となります。当時直面された課題やそれに対する対処、達成されたことや成果について、詳しく伺います。
2015年は10周年でもありましたが、静岡JCがブロック主管という重要な役割を担った年でした。第8代理事長の藤田尚徳がブロック会長を務めてくれましたが、ブロック主管は10周年式典と並びその年の静岡JC全体の大きなテーマの1つとなり、組織図や人員配置の調整に頭を悩ませた記憶があります。
更には、サッカー全国大会も同年に開催され、全国からサッカー部が静岡の地に集結しました。私はサッカーにあまり詳しくなかった上、想像以上にLOMが関わることが多く大変でしたが、多くのメンバーの協力のお陰で無事成功に収まることが出来ました。LOM全体が一丸となる機会にもなりましたし、静岡のサッカー文化を全国に発信する重要な機会となりました。
最後に、何と言っても10周年記念式典です。次世代へのつなぎとして重要な節目だったと感じています。合併前のOBにも多く出席いただき、これまでの1年1年の積み重ねの結果として迎えることができました。また、この年は静岡JCにとっての初めてビジョンを発表した場でもありました。ロードマップが定まっていない中ではありましたが、「先進100万人都市 輝く静岡」というスローガンを壇上で先に発表しました。
3. 現在静岡市が抱える課題と、静岡JCが果たすべき役割について
現在の静岡市は人口減少を始めとし、多くの課題を抱えております。歴代理事長がお考えになる課題と、その課題について静岡青年会議所がどう向き合い、このまちの発展に寄与し続けられるかを伺います。
「先進100万人都市」に使った「先進」にあるように、これまでにない視点で、取り組んでほしいと思います。卒業した身としては、今の若い世代がやっている活動の話を耳にした時に、「自分たちの頃よりも断然すごい」と思えるようなことを実行して欲しいと思います。規模の大きさではなく、このまちへの影響力のある面白いことをして欲しいです。周年だからではなく、常々思っています。また、そのためにも、拡大活動は頑張って欲しいと思います。会員拡大が得意なタイプではなかったのであまり言えないのですが、会員数が多いほど資金も豊富になり、より大きな、より影響力のあることができると思います。
次の20周年に向けてではないですが、若い世代が新しい視点で挑戦し、静岡を盛り上げてほしいです。