歴代理事長のメッセージ

Message

静岡駅前の交差点

2021年 第16代

鍋田昌吾

Messages

1. 基本方針に掲げた想いについて

理事長の基本方針がその年の静岡青年会議所運動・活動の礎となります。基本方針を通して歴代理事長の静岡青年会議所およびこのまちに対する想いを伺います。

準備段階も含め「新型コロナウイルス感染症」が蔓延している状況でしたので、「夢」や「進め」や「前へ」といったポジティブなワードを並べました。国際アカデミーを誘致したいという1番の目標があったので、「国際事業」は正直コロナ禍で難しかったのですが、気持ちだけでも世界を意識して欲しいというところで最優先に「国際」をテーマに掲げました。

 事業の話とも重複してしまいますが、各委員長が理事長所信を自分なりに読み解き、解釈し事業を盛り上げてもらえたと思います。チームの上に立つ人は、方針をしっかりと決めて、それを伝え、賛同してくれる仲間を集めることが仕事だと実感しました。これは会社経営にも繋がる考え方だと思います。

2. 特に印象に残っている出来事や成果について

挑戦や困難は後世に伝えるべき貴重な教訓であり、成功体験は、前進するための原動力となります。当時直面された課題やそれに対する対処、達成されたことや成果について、詳しく伺います。

「国際」を掲げたものの、コロナ禍で対面開催が難しい事業や例会などをハイブリッド開催にて行う等、臨機応変な対応が求められた年でした。その中で、会員交流事業として会員で「ホップ」を栽培、収穫し、年末にそのホップから作ったビールを配布した事業は非常に面白く、印象に残っております。主に外での事業だったので感染対策にもなり、且つ長期にわたる事業だったので、コロナ禍でも会員の交流は深まりました。また、コロナ禍だからこそ「静岡の飲食店の支援」という意向で生まれた「テイクアウトワングランプリ」も多くの人びとを巻き込むことができました。

また、歴代最多74名の会員拡大を行った年でもありました。拡大活動に関しては勿論拡大委員長もそうですが、直前理事長だった山本正博歴代の力が大きかったです。逆に拡大が順調に進みすぎて、メンバーが30名を超えてしまう委員会もあり、委員会運営が大変になってしまったこともありますが、「理事長ランチ」として食事会を開催し、新入会員との交流を図ったりもできましたし、コロナ禍でも会員が増え、LOMが盛り上がった年でした。

3. 現在静岡市が抱える課題と、静岡JCが果たすべき役割について

現在の静岡市は人口減少を始めとし、多くの課題を抱えております。歴代理事長がお考えになる課題と、その課題について静岡青年会議所がどう向き合い、このまちの発展に寄与し続けられるかを伺います。

現状の地域の課題を解決しようとして動いている団体は行政も含め他にたくさんありますが、現状については他団体に任せてJCはもっと先の時代、少し先の未来を見据えた運動・活動をすることで他団体との差別化もできると思います。特に「国際」については取り組むべきですし、JCだからこそできる事は多いと思います。

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